太陽光発電導入後の電気代は現在の電気の使い方で分かる

電気代

太陽光発電を導入すれば、電気を昼間は自給出来ます。

昼間電気を買わずに売電も可能となるので、電気料金は自然に下がるわけです。

では、実際に電気代ゼロを目指すことは、平均的な一般家庭でも可能となるのでしょうか。

太陽光発電導入後に電気料金が安くなる理由は料金体系にある

太陽光発電を導入すれば、電気料金が安くなることは確かです。

では、どのくらい安くなるのでしょうか?

この問いに対しては、太陽光発電システム容量と電気の使用量のバランス次第という回答になります。

電力会社ごとに電気料金体系は異なります。
また、各世帯ごとに契約プランも一律ではありません。

しかし、地域の電力会社との標準的な契約では、基本料金と従量料金の合算が基本です。

実際には燃料調整費と再生可能エネルギー賦課金がありますが、最も大きな比重を占めるのは従量料金となります。

現在契約中の料金体系を知れば、太陽光発電導入によりどのくらい電気料金が安くなるのか目安が分かります。

買う電気量が減れば従量単価が安い

太陽光発電導入前は、電力会社から買電して従量料金を支払い続けて来ました。

従量料金は3段階料金制度を採用しているので、電気の使用量が少ないほど割安です。

・1段階料金約20円/kWh
・2段階料金約26円/kWh
・3段階料金約30円/kWh
となっています。

使用量が120kWhまでの使用量に対しては1段階料金が適用され、300kWhを超えた使用量に対しては3段階料金が適用されます。

太陽光発電導入後は、日中の電気を自給出来る割合が高いために今までよりも使用量が必ず減るわけです。

3段階料金は1段階料金の5割増となるので、3段階料金以下に抑えることが出来れば使用量変化以上に電気料金が安くなります。

売電収入により収支がプラスになりやすい

太陽光発電システムを導入すると、日中自宅内で使いきれなかった電気を電力会社へ自動的に売電出来ます。

売電価格は固定価格買取制度により10年間は固定されるので、太陽光発電システム導入コストの回収を本来払うはずだった電気代により換算可能です。

太陽光発電システムの寿命は30年程度と考えられるので、30年後まで考えれば100万円を超える利益が得られても不思議ではありません。

太陽光発電は、太陽という長い間尽きること無いエネルギーを変換して電気に変える仕組みです。

売電収入が安定すれば、収支が安定してプラスになりやすいので、管理方法を知ればさほど運用は難しくありません。

設置する太陽光発電パネル量は家庭環境に合わせよう

では、屋根の上に設置する太陽光発電パネルにより、全ての電気を自給出来る電気代ゼロを目指せるのでしょうか。

電気代ゼロを目指すためには、各家庭で1日に使われる電気使用量を把握して屋根上に設置する太陽光発電パネル容量を決めなければなりません。

太陽光発電パネルは、太陽が出ている時間帯のみ発電出来るので夜間は電力会社から電気を購入する必要があります。

一般家庭でエアコンを使わない時期の1日あたり電気使用量は、約12kWhとなります。

太陽光発電パネル容量に換算すると、東京都の緯度ならば約3.9kW分相当です。

エアコンを使う時期は倍増することを考えると、太陽光発電パネル設置容量が全国平均4.5kWhというデータも頷けます。

屋根のサイズ次第では、8kW分の太陽光発電パネルを設置する家庭もあり、オール電化分を賄おうとしていることが分かります。

買電金額と売電金額の差額が電気料金となる

太陽光発電導入後の電気代は、電力会社からの買電金額と売電金額の差額が電気代です。

買電単価と売電単価を比較した際に、収支がどうなっているのか考えれば自ずと答えが見えてきます。

2段料金迄に従量料金を抑えることが出来れば、これから太陽光発電システムを導入しても10年間売電単価が買電単価を上回るわけです。

一方、3段目料金以降は買電単価が高いために、電気自給率を上げれば電気代を抑えられることが分かります。

太陽光発電システムは、オーダーメイドにて設置するものです。

電気自給率を上げつつ買電と売電のバランスを調整すれば電気代ゼロも夢ではありません。

昼間の自給電気が多いほど燃料調整費と再生可能エネルギー賦課金が安い

電気料金表を確認すると、実際の検針票に記載されている燃料調整費と再生可能エネルギー賦課金の存在に気が付きます。

これらの調整費は、電気使用量に応じて加算されるので、自給電気が多く買電量が少ないほど安くなるわけです。

自宅周辺の環境により太陽光発電パネル設置可能量が変わるので、設置可能な容量と電気の使い方次第で全体の電気料金が決まります。

売電価格と買電価格の差が少ない時期に太陽光発電システムを導入すれば、1日の発電量と1日の消費電力量の差を1ヶ月分積算したものが月額電気料金です。

まとめ

住宅用太陽光発電システムは、設置可能な太陽光発電パネル量が屋根の環境により変わります。

太陽光発電は太陽が出ている間のみ発電出来るので、夜間は電気を購入しなければなりません。

1日に使用する電気を全て太陽光発電パネルで賄うためには、売電量と買電量の収支を年間で考える必要があります。

設置可能な太陽光発電パネル量と、家庭で使用する消費電力量の差額が毎月の電気料金となるわけです。

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