なぜ太陽光発電の見積もりは重要なの?チェックが必要な理由とは

基準

太陽光発電の導入価格は、業者によって大きく異なるのをご存知でしょうか?

どの程度で元がとれるのか。
それが導入価格でかわってくるためとても大切です。

また、太陽光発電の能力は、地域による日照量の差などからも違いが生じます。
見積もりは意識的にチェックする必要があるのです。

これら重要な点について以下では深く解説します。

太陽光発電の見積もりが重要なのは日照量の地域差が大きいから

太陽光発電導入を行う場合は見積もりが非常に重要になります。

これは太陽光の発電量が地域の日照量などに左右されるため、どれだけの期間で元が取れるかが大きくかわるためです。

日本は地域による日照量の差が大きく、太陽光パネルを設置しても年間の発電量が大きくかわることがあります。

年間を通して晴れの日が多い地域ほど売電収入が見込めますが、曇りや雨の日が多い地域ではなかなか電気を売れないことになります。

太陽光発電の導入費用は決して安いものではないからこそ、見積もりを取ってどの程度で元が取れるか確認することが一般的になっているのです。

業者は正確な情報を提供することが重要になっている

太陽光発電設備の販売を行う業者は、日照量のなどのデータを持っているのが一般的です。
正確なデータがなければ誤差などからクレームに発展する可能性があります。
どれだけ正しい情報を提供できるかが大切になっていて、顧客の満足度を高める重要性が増しているのです。

インターネットが普及し、悪い噂などの情報も広まりやすくなっているのもポイントになります。

顧客に悪い印象を与えた際の影響が大きいからこそ、優良な業者ほど生き残りやすくなっています。

複数の業者に見積もりを頼んで比較することも一般的になっているからこそ、信頼性を高める努力が必須になっているのです。

見積もりは、正しい情報が提供されているかチェックするための指標にもなっているのです。

自衛の意識が大切になっている部分もある

見積もりが大切なのは、優良な業者を選ぶ指針になってくれるからです。

一方で、100%優良な業者かどうかチェックすることは素人に判断することが難しく、ある程度自衛の意識が必要になる場合もあります。

業者や担当者によってリスクや費用に関する意識に違いがあり、コミュニケーション不足などからトラブルに発展することもあるからです。

たとえば、太陽光パネルのメンテナンス費用はメーカーの保障期間内であればある程度のトラブルにも無償で対応してくれるのが一般的です。

保証が切れた場合は実費になるのが一般的で、別途メンテナンスの契約などが必要になることもあります。

しかし、期間を区切らずに「太陽後発殿にはメンテナンスに費用がかかるのか」と質問をした場合は、意図がすれ違う場合があります。保障期間を前提に「かからない」と答える人や、「保障期間が過ぎれば有料になる」と答える人に分かれるためです。

人間を通す必要があるからこそ、見積もりを通じて業者のスタンスを確認することや、厳しくチェックする姿勢を示すことが重要になる場合があるのです。

見積もりは原価と施工費で分かれることもポイントになる

太陽光発電の見積もりを複数の業者に依頼した場合、価格に大きな差が出る場合があります。

注したいのは価格が高いから悪い業者とは限らない点です。

まず、見積もりの内訳を見て、本当に高いのかどうかを確認する必要があります。

わかりにくくなる理由の一つが、太陽光パネルの価格と、施工のための費用が別々にかかることです。
価格が高いかわりに発電性能が高いパネルを使うかだけでなく、トラブルを防ぐための施工をするのか安価に仕上げを目指すかでも違いが出ます。

業者によってどこに力をいれているかが異なるからこそ、なぜ高いかを、なぜ安いかを聞いてみることも重要になります。

同じ業者でも相談の内容によって予算が上下することがあるため、見積もりの内容を積極的に聞くかどうかで満足度も大きくかわるのです。

価格だけでなく業者の実績も重要になってくる

見積もりの内容のチェックと同じく確認したいのが、実績のある業者かどうかです。

太陽光発電パネルは最低でも10年程度の保証が付くのが一般的で、長期的に利用するものになります。

しかし、保証が付いてもメーカーや業者が倒産してしまえばその後のメンテナンスがおぼつかなくなる恐れがあります。

業者の経営が安定しているか、信用できるメーカーのパネルを利用しているかどうかも大切になるのです。

リスクに関する意識は人それぞれだからこそ、選び方の基準は人によってかわります。
価格よりも信頼を重視する人もいれば、多少のリスクがあっても安い予算で済んだ方がいいと考える人もいるからです。

20年、30年単位の運用実績があるか、施工でトラブルになった事例がないかなど、チェックしたいポイントも多いのです。

太陽光発電の見積もりは重要だからこそチェックすべき箇所も多い

太陽光発電の見積もりはどの程度で費用を回収できるか、どの程度の満足感をえられるかを知る重要な手がかりになります。

人によって気になるポイントが違うからこそ、チェックすべきところはしっかりチェックする必要があります。

価格重視なのか、実績重視なのかと言った視点だけでなく、業者自体が信用できるかどうかという面も大切です。

安くない買い物だからこそしっかりと情報を集め、信頼関係を構築することが大切なのです。

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なぜ太陽光発電の固定買取価格は年々引き下げられているのか

値下げ

2012年7月より始まった太陽光発電による売電時の固定買取価格制度は、設備投資を10年で回収することを前提としています。

太陽光発電システムが広く普及する前の2012年当時は、太陽光パネル自体が高価でした。
このため、1kwを発電するために40万円~50万円程度の設備投資が必要だったわけです。

しかし、2018年現在では1kwあたりの設備投資単価が30万円台と安くなっていることから、売電時の固定買取価格も下がります。

固定買取価格制度自体が、本来の市場価格よりも遥かに高額な買取価格となっている状況です。
あくまでも住宅用太陽光発電システムは、売電目的で設置する時期は終わりつつあります。

これから太陽光発電を導入するなら自給を前提で考えよう

これから新たに太陽光発電を導入するなら、自宅で発電した分の電気を自宅で使う目的で導入することが望ましいです。

なぜなら、太陽光発電システムを導入する家庭は、光熱費に対する節約意識が高いのでオール電化を前提とするはずだからです。

ガス使用時よりも遥かに安く効率的な深夜電力を使えば、ヒートポンプユニットと貯湯式給湯システムにより安くお湯が使えます。
深夜電力と昼間の電気代単価を比較すると、最大6倍昼間の方が高いことからも明らかです。

売電時の固定買取価格は、2019年度の場合で出力抑制が無い関東地方ならば24円/kwhを予定しています。

電気を購入する際には、27円~31円程度の価格となることからも、既に売電価格は購入価格を下回るわけです。

将来の売電価格はドイツを例にすると分かりやすい

太陽光発電システムにより発電した電気の買取価格は、固定買取価格制度により10年間は固定買取価格で売電可能です。

しかし、11年目以降は電力会社との交渉による契約となるので、買取価格保証がありません。

いち早く原子力発電所の廃止を決めてFIT電力買取制度を進めているドイツでは、市場価格が11円/kwhという状態となっています。

国による違いはあるものの、将来の買取価格を見越した太陽光発電システムの導入は望ましくありません。あくまでも売電収入があれば良いという程度に考えておくと良いです。

現在の契約電力量から必要な太陽光発電パネル量を決める

一般家庭で太陽光発電システムを導入する際の出力容量目安は、現在契約しているアンペア契約量が参考になります。

地域により契約容量の表記方法は異なりますが、50A契約ならば5kwh、6kVA契約ならば6kwhの出力を出せることが目安です。

太陽光発電が行われている間は、自宅の屋根に載せた太陽光発電パネルの電気で賄えれば良いわけです。

必要に応じて不足分を自動的に電力会社から購入し、外出時は逆に売電収入を得れば良いことになります。

屋根のサイズにより設置出来る太陽光発電バネルの量には限界があるので、屋根の構造次第では3kwh程度しか設置出来ないこともあります。

見積価格を比較する目安はkw単価が分かりやすい

住宅用太陽光発電システムは、屋根に太陽光発電パネルを設置することになるので、全てオーダーメイドとなります。

太陽光発電パネル代金に加えて、設置するための工事費用と諸経費が掛かるわけです。

複数の設置業者から見積もりを取得する際には、最初から割引後の価格を指定して具体的な見積もりを作成してもらうと良いです。

最後に割引額がいくらといった見積もりしか出来ない設置業者は、その場でお断りすることも良い業者選びのコツと考えられます。

最初に提出された見積もり価格を比較してもよく分からない場合には、総設置費用を発電量で割ったkw単価を比較するとシンプルです。

例えば、総設置費用が160万円で発電量が5kwの太陽光発電システムならば、
160万円÷5kw=32万円/kw という計算により、kw単価が32万円と判明します。

電力固定買取価格制度は、設備投資額の全国平均kw単価を基に計算されているので、経済産業省が資産している全国平均kw単価が目安となるわけです。

発電効率を考えて太陽光発電パネル選びを妥協しないことが重要

複数の設置業者に相見積もりを取得すると、工事費用と諸経費についてはある程度寄せた価格になります。

最初は工事費用に利益を多く含ませていても、相見積もりにより他社と比較されると分かれば落ち着く範囲が決まっているわけです。

最終的に価格を左右するのは、太陽光発電パネル価格自体となります。

なぜなら、一見すると同じに見えても各社発電効率を良くするための技術力で競い合っているからです。

屋根に設置出来る太陽光発電パネル枚数が少なければ発電効率を重視して選び、屋根のサイズに余裕があれば発電効率と価格のバランスを重視して決めます。

太陽光発電パネル選びは、毎月の電気料金に直接関わる最も重要な部分ですから、最終判断はメーカー選びとなるわけです。

まとめ

太陽光発電パネルは、売電収入目的での購入から自給目的での購入へとシフトしています。
なぜなら、既に固定買取価格が昼間に電力会社から購入する電気代単価を下回りつつあるからです。

固定買取価格は10年間固定という制限があり、11年目からは市場価格により電力会社との新たな売電価格交渉が行われます。

オール電化と太陽光発電パネルを組み合わせれば、安価で効率的な深夜電力を利用できるので、高い昼間の電気購入額を抑えることが良いわけです。

このため、屋根に設置する太陽光発電パネルは、現在の契約電気容量以上とすることが1つの目安となります。
将来の売電価格が下がることを考えれば、昼間の電気を購入しないために太陽光発電システムを導入して節約することが重要です。

一括見積もりサービスはどこを利用すべきか?

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